9/8(木)
の前に。

今回は北陸を回りました。
大まかに並べると、

1日目
福山を出発→いっきに金沢へ、レンタカーを借りて恐竜博物館へ行き福井で宿泊

2日目
東尋坊から千里浜なぎさドライブウェイを走り抜け氷見で寿司を食べ、能登をぐるっと回り金沢でレンタカーを返し宿泊

3日目
21世紀美術館・兼六園・妙立寺などを回り、富山に行って宿泊

4日目
高速バスで白川郷へ、再び富山に宿泊

5日目
立山黒部アルペンルートを楽しみダムカレーを食べ白馬で宿泊

6日目
白馬ジャンプ台を見学後、JR大糸線で糸魚川駅→帰途へ
という予定。
嫁が作ってくれた旅のしおりが道中でこんなにも役立つとは思いませんでした。
webに上げていたのでいつでも確認できる優れもの。

今回の一番の敵は「立山黒部アルペンきっぷ」だったかもしれません。
販売の仕事をしたことがある人は思い当たるでしょうが、存在しているけど年に1回使われる?というような切符です。
そのため、黒部周辺の人はまだしもJR西日本とかなじみがないんですよね。
それに加えてに注釈が多すぎる。
途中下車の規定とか、ルートの規定とか。
なので、買うのも一苦労、使うのも一苦労でした。
二番の敵は天候。
前日まで台風とか来てましたものね。なんとか被害は受けずに過ごせたのでよかったです。
では、始めましょう。

9/8(木)
この日の一番の戦いは朝起きられるかどうか(笑)
駅までバスでいくつもりだったので、乗り遅れたらそこでアウトです。
まあ、なんとか無事に出発できました。

上記の通り改札で怪訝な顔をされながらも気持ち良く送り出してもらいました。
新幹線→新大阪からサンダーバードで金沢に向かいます。
途中京都の辺りで遅延やら人身事故が発生していて雷鳥は30分くらい遅れました。
僕らはそうでもなかったけど、途中乗り換えの人は上手くいかず1時間くらい追加待ちが発生したみたい。
リアルタイムでの電車内放送が良い味を出していました。(丁寧な車掌さんで逐一状況を報告してくれていた。)

そして金沢。
祝新幹線開通。
駅前もでかいオブジェがあったりして、すごーいとか言ってましたが、翌日の夜になって金沢の本当の恐ろしさ?を知ることになります。
そんなこととはつゆ知らず、レンタカーを入手。これも予約済み。
まずは近江市場へ行ってきました。
駅から一本道で続く市場です。
金沢のいいところは城を中心にメインが固まっているところですね。松山もそうですが。
駅からも近いし、バスを使えば簡単に名所巡りができます。
近江市場ではやはり海鮮を前面に押し出してきます。
海鮮丼や回転寿司。魚屋さんも威勢よく鮮魚を売ってます。
そこで旅行最初のご飯はこちらをいただいてきました!!!

デーン。

いやぁ、やはり金沢と言えば金沢カレーですね!
・・・いやね、どうせこの旅行、海鮮づくしになるだろうから、どうせならご当地物をと思いまして。
途中で気づいたのですが、るるぶにも載ってるお店でした。
昔ながらのカレー+ボリューム満点のトッピングで大満足でした。

そしてこの日はここから福井を目指します。
例の切符のせいで、福井で途中下車ができないため、先に金沢に来たのでした。
予定より時間が押していたので(あ、ここで遅延の影響出てたわ)高速で福井へ。
目指すは恐竜博物館!
到着予定時間は16時なので、最終入場の16時半にはなんとか間に合いそう。
しかしここで気付きます。
よく見ると、恐竜博物館に併設している勝山ディノパークは入場が別になっているじゃないですか!
時間は同じく16時半最終入場。
つまり、このままではどっちか行ったら、どっちか行けない・・・!?
はらはらしながら制限速度で車をかっ飛ばすと16時前に到着!
勝山ディノパークは一本道の公園になっていて、道中に動く恐竜が配置してあるというもの。
所要時間はこちらが短いので、こちらから突撃しました。
じゃーん。
じゃじゃーん。
じゃじゃじゃーん。
じゃじゃじゃじゃーん。
がおーーー!
うん、良い。
動く恐竜は迫力満点。上手く隠して配置してあったり、するる満点でした。

そして恐竜博物館へ。
ここも良い出来でした。
順路がしっかり定められているので回りやすい。
入ってすぐ3Fから地下までのロングエスカレーターが中央にある吹き抜け形式で、とてもおしゃれ。
複製もうまく使って巨大な骨格を多数展示してあり迫力満点。
一番気に入ったのは、道中に巨大パネルがあって、恐竜たちの補色の様子を映像で流しているんですよね。
そしてそこを抜けると同じ状態の恐竜が展示してあるという。
映像で見ているため、状況を理解しやすくて燃えました。
閉館時間ぎりぎりまで満喫して、そのまま退館。
本日の宿、芦原温泉に向かいます。芦原とかいて「あわら」と読みます。
今日の宿は今回の旅行で一番良い宿。
期待も高まります。
到着すると、昔ながらの温泉街という風情。
フロントから荷物も運んでもらいましたよ。
部屋は12畳の和室。広ーい。
温泉は大浴場がメイン。檜風呂と露天五右エ門風呂とサウナもありました。
温度は低めでのんびりと浸かれました。
そして晩ご飯。
コースを頼んでいたのですが、一部郷土料理がバイキング形式で頂けました。
今日のメインはのどぐろちゃん!
錦織だよ!錦織になれるよ!(なれません)
初のどぐろの感想。
上品なお魚でした。
鯛みたいなんだけど、鯛より魚油の旨みを押し出してくる感じ。
でもあとはさっぱり。むつこい油じゃないんでしょうね。
その他、刺身やご飯も美味しかったです。
これは旅行を通してなんだけど、やっぱり水が良いと米もいいしご飯も美味しいんだと思います。


9/9(金)
朝から東尋坊へと向かいます。
途中、越前松島水族館の前を通りました。
調べてはいたのですが、今回は時間もないし省略しようと思っていたのです。
が。
水族館の壁に大きくマンボウが描かれているではありませんか。
運転席に座る嫁に「マンボウいたよ」と声をかけると、嘘だぁと。
すぐにスマホで検索すると、マンボウがいることが分かりました。
水族館キラー、特にマンボウキラーの嫁としてはここは素通りしていいものか。
悩みながらも東尋坊に到着
ポケモンGOの影響もあって自殺者は減っているようですが、こりゃ怖いわ。
高所恐怖症の僕は、途中からすでに掌に汗をかいていました。
朝なので爽やかな岸壁で、これは入水というより途中の岩にぶつかって打撲や骨折による自殺じゃないかと思いました。
夜とかまじ近寄れんわ。。。
観光客もいっぱいいました。
捕まえていなかったポケモンもゲットできました(笑)
そこから、目指すは石川県の千里浜なぎさドライブウェイ・・・だったのですが。
道中、水族館の横を通ります。
やっぱり今回はやめようという話でまとまっていたのですが「マンボウいいの」とラストダメ押ししたら車が急遽左折して駐車場に入りました(笑)
こじんまりとした地方水族館でしたが、展示も凝っていたり、珍しい物もあったり、2時間じっくり楽しめました。
入ってすぐにマンボウ。
いつも思うのですが、彼はどうして壁に向かって体当たりを続けるのでしょうか。
マンボウの飼育が難しい理由の一つに繊細なメンタルとボディがあります。
下手すると展示のガラスにぶつかって死んでしまうこともあるみたい。
なので大抵マンボウの水槽は内側をナイロンで囲っていてマンボウがガラスにぶつからないようにしてあります。
その影響もあって、なかなか見れない。それに加えて壁、しかも向こう側に向かって体当たりを続ける彼。
でも、可愛いですね。
もう一つのメインはコンペイトウ。
深海魚です。
コンペイトウ館が作られていて、建物自体もコンペイトウの形をしています。
ぬいぐるみとかも売ってるのですが、これは間違いなく実物の方が可愛い。
100万倍可愛い。クラゲと同じく、ずっと見ていられるシリーズですね。
他にはダイオウイカやリュウグウノツカイのはく製、ペンギンの行進、アザラシ、カメ、蛙などなど。
触れ合いコーナーではよくあるヒトデやウニ以外にも、サメやエイ、ミズダコにも触れました。
面白いのはそれぞれ水温が違うの。ミズダコは刺すような冷たさの水でした。
初めて触れましたが、すごくプニプニしてて気持ちよかったです。
そして大事なもう一つ。
この旅の中でもずっとネタにしてたくらいうけたのですが。
3D映画上映です。昔ながらの眼鏡をかけてみるやつね。
前半はクジラの生態、後半は恐竜の生態でした。
全部で20分くらいの子ども向けのもので、映像も全て3Dで作られています。
前半のクジラは良かった。解説音声も良かった。
問題は後半の恐竜。
トリケラトプスの群れがこちらに向かってどんどん走ってくる映像がありました。
全部で50頭くらいかな。
そのモーションがね、全部同じなんですよ。
なぜちょっとずらさなかった。配置を変えたというかコピペしたというか、そんなトリケラが全く同じ動きで迫ってきます。
さすがに子供も気付くんじゃレベル。
解説もクジラに比べて雑。クジラは「○○は家族を大切にして〜」とか言ってたのに恐竜は「トリケラトプスの群れです」だけとか。
そして極めつけはその映像のラスト。
ティラノサウルスが2頭でてきて、餌を奪い合ってバトルが始まる・・・!という瞬間に、なぜか背景が急にズームアウト。
背景には宇宙空間。そのまま動かないティラノサウルス。何も言わない解説音声。
暗転。
画面には「おわり」の文字。
そしてゆっくりと明るくなる室内。
「えっ!?」って声出してしまいました。その部屋にいた20人くらいの大人全員が。
いやいやいやちょっと待ってよ。その終わり方はないだろう。せめて「こうして恐竜は絶滅しました」とかなんとかあるだろう!という空気。
まさしく会場全体が一体となった瞬間でした。子どもたちもその空気感を感じていたぜ。

お昼はホテルで教えてもらっていたところで福井名物のソースカツ丼をいただきました。
これがガテン系おにいさんご用達みたいなところで、量がすごい。半端なくすごい。
嫁と二人でお腹いっぱいになりました。
そしていざ目的の千里浜なぎさドライブウェイ
ここは日本で唯一、自動車で砂浜を走ることができる海岸です。
砂の粒子が細かくて、タイヤですぐに押し固められるかららしい。
僕はウミネコを見つけては近くで写真が撮れないかと画策してましたが、失敗していました。
ウミネコが砂浜に立って海を見つめている絵ってシュールでいいものですよ。
そんな中でお気に入りの一枚。姿勢も含めてこのバランスが好き。
うーん、この写真は圧縮したら迫力が薄れますね。なので風景二枚は置いときます。(6Mくらいです)
レンターカーを返す時間もあり、どうしようかと話した結果、能登方面へと向かいました。
そうそう、水族館に寄ったために、当初予定していた富山県の氷見でのご飯は中止していたのです。
昼食べすぎたから、まだご飯食べる余裕はないしね。
能登手前にある「Le Musee de H」というカフェへ。
ここはNHK連ドラ「まれ」で製菓指揮などをとった辻口博啓さんのカフェです。ここ出身の方みたい。
飴細工の世界大会で優勝もしている方ですね。
建物もお洒落ながら、スタッフの接客態度が素晴らしかったです。
ケーキとコーヒーで海辺のテラスにて一休み。
混んでいて30分くらい待たされたけど、外の席が空いたのでラッキーでした。

時間ギリギリで悩みましたがこちらにも。
世界一長いベンチとしてギネス認定を受けたベンチです。
丁度夕日が沈んでいく様子が見られてとても幻想的でした。
時間もないのでそそくさと退散しましたが。
輪島とかも行きたかったですが、時間の関係で断念。
あと、レンタカーはノートだったのですが、ナビがホント残念な子だったとだけ記しておきます。
ナビ以外はホント良かった。ブルーの車体も綺麗だったしね。

そして。
この日は金沢の東横インに泊まりました。
香林坊店。
これがね、石川県の銀座?という感じ。
高級ブランドショップや百貨店が立ち並び、夜でもネオンが絶えないような繁華街でした。
兼六園とかもすぐだし、こんな場所だと思っていなかった。
夜は二人ともお腹いっぱいだったので、ちょっと歩いたところにある回転寿司で軽くつまむ程度にしたのですが、二人で興奮してました。
お洒落!人多い!高級店ばかり!(完全田舎者丸出しでした)
ちなみにこの回転寿司でのどぐろの刺身をいただきました。
前日は焼きものね。生も、思っていた通りの美味しさでした。


9/10(土)
この日は一日金沢観光!
まずは妙立寺から行きたかったのですがわけあってまずは兼六園から。
電話で予約しないといけないのですが、前日に全然繋がらなかったんですよね。
朝に予約しようとしたら丁度いい時間が埋まっていたのでちょっと変則的になりました。
結果的には上手く回りましたが。

さて、兼六園
実は高校の時に修学旅行で一度来ています。
しかしその時は雨が降っていて、同じコースの約40名は早々にお土産コーナーへ。
もったいない・・・と当時担任だった国語教師と、僕と、もう一人友人とで雨の兼六園を回った思い出があります。
さて、今回は雨も降っていなかったので、ぐるーっと大きく回りました。
中央の池と噴水くらいしか記憶になかったですね。
庭園は思っていたより広かったですが、のんびり回るには程よい広さでした。程よく疲れる広さね。
翠滝と瓢池が風情があってよかったですね。
観光客も多く、外国人観光客がそのうちの3割くらいを占めていました。
なお、向かう途中に金箔を貼った金箔ソフトとか売っていましたが、それは素通り。
代わりに(?)『マツコの知らない世界』でやっていたお稲荷さんを買って食べました。
これは・・・うまい!鳥五目御飯が入っているのですが、出来立てアツアツで大満足の品でした。
そしてここから妙立寺へ。
そもそも妙立寺とは?というところですが、ここは忍者寺として有名です。
忍者が住んでいたというわけではなく、忍者屋敷のような仕掛けが満載という事。
元々は前田利家が建てたものらしいですよ。
予約制でしたが、一応飛び込みも可能なようで、何人かは飛び込みで参加していました。
時間ごとに区切って入場、それをさらに12人前後の4班に分け、説明員が付いて寺を案内してくれます。
これが見事なもので、別の班とすれ違いはするものの、同じところでぶつからないように巧妙に導線が組まれていました。
すごい。
内容としては、地下への隠し扉やその施錠の工夫、落とし穴や扉のトリックなどワクワク感満載。
当時、お城以外では三階建て以上の建物は禁止されていたため、中二階などをうまく使った作りとなっています。
部屋が23個、階段29個、四階七層構造というのだからすごい。
一時間程度でしたが、じっくりと楽しめました。
そして金沢最後は21世紀美術館。
僕の中では一番のメイン。
途中、バス停で困っている外国人観光客を助けたりしながら、バスで向かいました。
丁度外でも工芸市のプレイベントをやっていて大層な賑わい。
まずは中でチケットを・・・買うのも長蛇の列。
お腹がすいていたので先にご飯にしました。
これがね、また当たりだったのですよ。
美術館併設のレストランは大抵美しくて、高いのが常なのですが、ここにはさらにボリュームがプラス。
メインを選んだら、惣菜がバイキング形式で食べ放題。
しかもその数が15種類〜20種類くらい?
メインのパスタをそっちのけで楽しませていただきました。
唐揚げもグラタンもパンプキンスープも美味しかったなぁ。
さてさて、昼ごはんの後は全然減らない長蛇の列に並びまして、チケット購入。
ここの美術館ちょっと変わってまして、展示物の一部分は無料で見られます。
中でも有名なプールの作品
大きな部屋の天井のアクリル板の上に水を溜めることで、上から見ると部屋の中の人々がプールの中にいるように見えるというもの。
部屋に入るのは有料ですが、プールの上からのぞくのは無料です。
まあ、当然チケット買って中を全部見ましたが。
名前から分かるように、現代芸術です。
なかなか面白い作品を展示してまして、1つは空間に開いた穴なのかただの模様なのかわかりにくい部屋。
認識の不確かさが分かって面白い。
ビデオ作品では、工事現場の防砂布っていうんですかね?あれに女性が刺繍をするという作品。
あれこそ現代アートの強みだと思います。町行く人が目を留めるっていうね。
そして僕が一番気に入った作家「アネット・メサジェ」。
ぬいぐるみと毛皮を合わせた作品も好きですが、『長枕のリング』という作品が一番気に入りました。
https://www.kanazawa21.jp/exhibit/collection/2007_1/artist/messager.html
ググったらもっと分かりやすいのもあると思います。
真ん中にねずみのぬいぐるみが積まれています。しかも大きなねずみ。
その周りを長枕に乗った猫がぐるぐる回っているというもの。
モーターで枕は動かされるので、本当にリングをぐるぐると回っています。
猫に監視されて、しかもぐるぐる回られて動けないねずみたち。
大きさでも数でも圧倒的に勝てそうなのに、何もできないその姿は心にいろいろな思いを産みます。
いやぁ、これが見られただけでも金沢に来たかいがありましたね。
プールは予想通りに楽しい気分にさせてくれました。

さて、そして今度は富山県に移動します。次の日に備えて、宿は富山にとっていたのです。
ついに北陸新幹線に乗りますよ!
嫁が好きな中田ヤスタカさんの音楽を聞きながらいざ出発。
とはいえ20分程度ですぐに着いちゃうのですが。
富山ではまずはホテルにイン。
ここがなかなかすごいところで、ビジネスホテルっぽいのですが、洗濯機も無料、マッサージチェアも無料で使えます。
使った洗濯機が壊れてたこと以外は、価格も食事も設備も◎の宿でした。
洗濯機も4台あったので事なきを得ました。
この日の夕食は白えび丼。
JR富山駅内にある白えび亭さんで食べてきました。
タイミングが良くてほとんど待たずに入れました。
生えびも良かったし、えび天も良かったし満足ご飯でした。

後半へ、続く。