イギリス旅行記 2011.02.02〜2011.02.06

2/2
・ロンドンへ
朝一番の始発でに最寄りの駅から広島駅へ。ギリギリ空港行きのリムジンバスに間に合う。
思っていたより人が多く、バスは満員でした。

45分かけて広島空港へ。
広島空港
市や県で色々もめている空港です。
結局存続する方向で進んでいるのでしょうか。
空港自体も小さかったのですが、働いている人は真面目に最高のサービスを提供してくれました。
そんな姿に胸きゅん。
今回はすべてANAでの旅行です。
ANAの一番の小型機で成田へ。
到着後すぐに出国審査。
1時間半ほど時間をつぶしてから、ロンドンへの出立となりました。
今回の旅はロンドンにのみ滞在。
ラッセルスクウェア駅近くのロイヤルナショナルホテルという、馬鹿でかいホテルでの連泊です。

恒例のリモコンチェック。
リモコン表
リモコン裏

さすがANA。日本人添乗員ばかりで、外人さんは二人しかいませんでした。
ロンドンまでは12時間。
ご飯はまずまず。
ドリンクサービスがKLMよりもゆきとどいていました。
かなり頻繁に回ってくれていました。
今回の映画は見たかったものが多くあり、嬉々。
『スカイ・クロラ』『恋とニュースの作り方』『プラダを着た悪魔』を見ました。
そうそう、なんとipod!との接続ドックまでありました。すごい。

ロンドン、ヒースロー空港に到着。
着陸の際、隣に座っていたおじいちゃんに話しかけられ、変な姿勢で話を聞いたため、酔う。
まあ、なんとか動けるレベルではあったので、そのまま進みました。
入国審査の際、隣に並んだ日本人の人と「無事に通れるかなぁ」という話になりましたが、二人とも無事通過。
地下鉄で町中に出るつもりだったので一緒にどうですかと声をかけるも、あちらは車の手配をしていたみたいでした。
そのため、一人地下鉄へ。行こうとするも、道がわからない。
すると、Mikeとかいうテンション高いおじさんが「come!」と連れて行ってくれました。
しかし、連れて行ってくれた先は鉄道の駅。
自動販売機を操作して券を買わされかけましたが、「NO!METRO!(TUBEって単語が出てこなかった)」というと、不機嫌そうな顔になりつつも、道を教えてくれました。鉄道会社の人だったのかな。

事前にオイスターカード(Suicaみたいなもの)は入手していたので、そのまま地下鉄へ。
何事もなく乗れました。
酔いが残っていたのでしんどかったですが、ピカデリーラインでなんとかラッセルスクウェアに到着。
ホテルにも難なくチェックインできました。

部屋に荷物を置いて、早速夜ごはんを買いに周辺散策。
一応、地図でスーパーの目星は付けていましたが、ちょっと足を延ばしてキングスクロス駅へ。
この駅こそ、ハリーポッターで9と3/4番線から、ホグワーツ行きの列車が出ている駅です!
疲れていたので、外観だけ見て退散。
でも実はその真横にある、セントバンクラス駅の方が、外観はすごいという事実。工事中だったけど。
キングスクロス駅
セントバンクラス駅
迷いながらもなんとかスーパーにたどり着き、戸惑いながらもサンドイッチやワインなどを買って部屋に戻る。
Waitroseというスーパーでした。後から気付いたのですが、PB商品がすごい豊富。値段も平均1ポンドくらいは安くて、味もなかなか。
中でも、鳥の卵の形をしたチョコがおいしすぎてはまりました。あれで60ペンスは安すぎる。
一個お土産に買って帰りましたが、帰国後まもなく完食してしまいました。

あまりの眠さのため
(現地時間では19時。日本時間では午前4時。飛行機で少し寝たとはいえ、朝4時半起きにはきつかったです)
すぐに就寝。三時ごろ目が覚めて眠れなくなるが、なんとか寝たり起きたりをして翌朝を迎える。


コラム
BBC放送。
日本のNHKなものと思っているのですが・・・あってるかな?
BBCの中でも、子供向け番組を扱っているCBBCというものがあります。
NHK教育みたいなものなのですが、クオリティが異様に高かったです。
番組名は分からないのですが、おにーさんと少女がメインでやっている番組。
内容は、二人とその協力者で、毎回一人を騙すというもの。
僕が見た回では、少女のおばあちゃんと友達をだましていました。いわゆるドッキリですね。
友達編はそこまで特筆するほどではなかったのですが、おばあちゃん編がひどかった!朝一番にやる内容じゃない(笑
最初におにーさんと少女がなにやら年配の女性のデスマスクを作っていました。
そこから、本編開始。
おばあちゃんと少女がとあるお店に買い物に来ます。
そして少女はカメラに向かって、ブレスレットを手につけるシーンを見せます。
欲しいものはなかったわって感じで、そのまま外へ。
入口にあるブザーが鳴り響きます。
店員さん(この人もたぶんグルだった)が飛んできて、おばあちゃんと少女を裏の事務所へ。
警官もやってきます。この警官はグル。
話を聞く途中で、おばあちゃんも別の店で万引きをしていたと、証拠のVTRを見せます。
おばあちゃん。身に覚えはないけれど、どう見ても写っているのは自分。
戸惑いながらも頷いています。
孫の犯罪と、身に覚えのない自分の罪で、困惑しているところに、ネタばらし。
恐ろしい番組でした。
ちなみにその番組のミニコーナーでなにやら忍者がでてきて、街の人を脅かすみたいなこともしていました。

そして僕の行ったとき、夜中に目が覚めたのでテレビをつけてみると、「ほたるの墓」をやっていました。
日本語。英語字幕付き。
朝にはおそらくベイブレードの英語吹き替えを放映していました。
日本アニメ、まじで人気なのね。

ところで、夜の9時くらいから、とても日本じゃ流せないような番組もしていました。イギリス、恐ろしいところ!


2/3
・コートールド協会美術館などなど市内巡り

朝ごはんを食べて、町へ繰り出しました。
最初にピカデリーサーカスという広場へ。
するとなんと、前日入国審査の時にお話しした日本人と遭遇!お互いにびっくり!
あちらは半日バスツアーで市内を回るとのことでした。
ホテルも同じようで、また会えるかもしれないですねと別れましたが、結局それが最後となりました。

ピカデリーからバッキンガム宮殿の方へ徒歩で向かう。
途中、背広の語源とも言われる、Savile row(サビルロウ)通りに立ち寄ってみる。
ここには一流のテーラーが軒を連ねているのです。
普段自分の着ているスーツはスーツと呼んではいけないと思うほどのショックを受けました。
すごい。もちろん、外から眺めただけですが。作りが違う。生地が違う。
生まれて初めて、心の底からスーツをかっこいいと思いました。

日本大使館を横目に、ウェリントンアーチに立ち寄って、バッキンガム宮殿を見てきました。
時間的に衛兵交代は見られませんでしたが、衛兵さんはしっかり見てきました。
衛兵
衛兵と馬
バッキンガム宮殿

そのまま、セントジェームズパークと呼ばれる公園を抜け、ウエストミンスター寺院へ。
セントジェームズパークには、白鳥やアヒル、鳩など、動物がいっぱいいました。ドイツでは見られなかった、リスもいました。
リス

ウエストミンスター寺院に到着。
ウエストミンスター寺院
王室の人々が結婚式を挙げたり、亡くなった時には葬られるところです。
4月にはウィリアム王子の結婚式がありますね。
中はとても美しく、また広々としていました。
いたるところに棺がありましたが、怖いというより清浄な印象を受けました。

ビッグベンの横を通り、テムズ河に出ました。
そのままテムズ河沿いを北上し、コヴェントガーデン広場へ。
ここはフリーマーケットも立ち並ぶ、ショッピング広場です。
アニエスbを探して行ってみたのですが、無事に発見。
勇気を持って入ってみました。
日本語の分かる人(日本人?)がいたため、無事に買い物もできました!
冬物セール中でとても安くなってました。買いそびれていたズボンを70%OFFの価格でゲット。
一つ気にいったジャケットがあったのですが、ちょっと大きい。。。
でも半額になっていたので、勢いで買ってしまいました。今もちょっと後悔してますが、
買わない後悔より買って後悔した方がいいかなと。まあ、失敗してナンボですよね!
そこからロイヤルオペラハウスの横を通り、南下。
そしてついにコートールド協会美術館に到着です。

この美術館こそが、ロンドンの一番の目的です。
収蔵作品は少ないものの、非常に質の高いものが多いとの評判のこの美術館。
ここに、エドゥアルド・マネの『フォリーベルジェールのバー』という作品があるのです。
参考URL  ttp://stephan.mods.jp/kabegami/kako/A_Bar.html
この作品こそが、僕が美術に興味を持つきっかけとなった作品です。
小学校の美術の資料集に載っていたこの作品を見た瞬間に、心奪われました。
今となってはよくある手法だとわかっていますが、当時は鏡を使った背景描写という方法に感動しました。
そして、中央の女性の物憂げな表情。彼女は何を思っているのでしょうか。
それから早くも10数年。
ついに、この作品を生で見ることができました。
死ぬまでには見たいと思っており、見たら死ぬんじゃないかと思ってましたが、無事に生きていられました。
あれですよ、フランダースの犬のネロが最終回でルーベンスの絵を見て死んでいくようなのを思い浮かべていました。
作品自体は期待を裏切らない名作でした。
色使い、質感、タッチ、配置。そして、作品自体が持つエネルギー。
美しい。すばらしい。
女性の表情は、紙面などで見ていた以上に物憂げでした。何を考えていたかは、わからずじまい。
他にも、エドガー・ドガ『踊り子』やキース・ヴァンドン・ゲン『ドリーの肖像1912年』など、質の高い作品が目白押しでした。
うるさかったのが女学生たち。
高校生くらい?授業で来ていたのか、制服で大人数いました。ガヤガヤうるさかった。かわいかったけど。

そこから、大観覧車ロンドン・アイに向かいます。
が。
道を間違えたみたいで、迷う。
地図だと立体交差だってわからなかったんです!
本当は、そこからリバーボートクルーズでロンドン橋やロンドン塔を見るつもりでしたが、なんと5分前に出発していました。
次は1時間後。
悩んだ結果、船を諦めて、テート・ブリテンという美術館に行くことにしました。
テート・モダンという現代作品寄りの美術館も行きたかったのですが、そちらは時間的に厳しかったので断念。

テート・ブリテンは広かった!
素晴らしい作品が多かったです。ミレイ『オフィーリア』という名作があるのですが、無造作に展示されていました。
うっかりしてたら、見逃すところでした。危なかった。
現代芸術っぽいので、面白いのもありました。
教会の聖堂のような部屋。
壁にはプロジェクターで、空港の扉が移されています。降り場とロビーの間の扉。
そこから、帰国した人々が帰ってくる様子が映っているのですが、それがスロー再生。
部屋には、教会音楽が流れています。
扉は観音開きなので、まるで聖者が行進している様子です。
あくまで、現実は一般の人の帰国風景なんですけどね。

そしてもう一つ。Mike Nelsonという人の『The Coral Reef』という作品。アトラクションとでも言うべきかな。体験型。
参考URL  ttp://sugarloafwalk.blogspot.com/2010/09/mike-nelson.html
狭い部屋がいくつも続いており、道は枝分かれしています。
道と部屋のつなぎ目はすべて扉なのですが、この扉が曲者。
開ける時も閉じる時も、キィキィギィギィと音を立てます。
部屋はすべて薄暗く、さびれた射的場、路地裏、寝袋が置いてある独房、倉庫など、恐ろしいものばかり。
自分が扉を開けるだけでも怖いのに、他の人が別の扉を開け閉めする音も、空間内に響き渡ります。
背後から、物陰から急に襲われるんじゃないかと言う恐怖にとらわれます。
そんじょそこらのお化け屋敷なんかより、はるかに恐ろしかったです。

ホテルに戻って、大英博物館に行ってみるも、この日は18時半まででした。
すごすごと退散。
夜は、昨日の残りのワインと、買ってきたチーズやサンドイッチ。
部屋によって違うらしいのですが、僕の部屋には冷蔵庫がありませんでした。
そのため、チーズは毎日完食しないといけないのが、ちょっぴり大変でした。
それと、暖房!
よくきいていて暖かいのはいいのですが、暑すぎる!
夜は窓を開けて寝ていました。空調管理は一括らしく、部屋ではできないのです。
そうそう、気温は広島より暖かかったように思います。湿度があるせいかな?


コラム
紅茶。
イギリスは紅茶の本場。
おいしいとは聞いていましたが・・・本当においしい。
あっちは水が硬水らしいので、それも影響しているのかもしれません。
うまく言えませんが、香りや口に含んだ際の味わいの広がりが格段にあちらのものが上。
ティーバッグで入れたものでさえ、最高においしかったです。
紅茶を買って帰らなかったことをちょっと後悔しています。日本の水でいれてもおいしいか、比べたかった。
本当はティーポットを買って帰りたかったのですが、割れものなのでやめておきました。
すごく好き!っていうのも見つからなかったし。
素敵なポットを探しているのですが、なかなか見つかりません。
いいのに出会いたいなぁ。


2/4
・大博物館めぐり

マダム・タッソーの館へ。
ホテルから徒歩で向かいましたが、意外と遠かった。30分以上かかった。
天気予報で風が強いと言っていたのですが、まじで半端じゃない強さでした。向かい風だと全然進めないくらいです。
さて、マダム・タッソー館ですが、ろう人形の館です。
ハリウッドスターなどのろう人形がおいてあり、一緒に写真とか撮れます。
最近だとレディ・ガガのろう人形がでましたね。
人形の再現度はすごかったです。
人間と人形が一緒に写真を撮っていたら、ぱっと見区別がつかないレベル。
写真を撮りまくったのですが、照明が全体的に暗めだったため、なかなか綺麗に撮れませんでした。
処刑や拷問を再現した部屋、チェンバーライブは怖かった!人形かと思ったらスタッフで、角でいきなり襲いかかってきたりします。怖いのが苦手な人は迂回することもできます。
とにかく思ったのは、一人で行く場所ではないということですね。
入場料もそこそこします(大人28,8ポンド<1ポンド140円くらい>)。
相手と一緒に写真を撮り合ったり、似てるー!とか言って盛り上がる場所でしたね。一人とか僕くらいだった!

そこからシャーロックホームズで有名なベーカー街を通って、ついでに日本にポストカードも送って、南へ。
ウォレス・コレクションへ到着。
寄れたら寄ろうくらいの気持ちでしたが、行って良かった。
ガイドブックにはハルス『笑う騎士』が載っていたのでそれを目指して言ったのですが、他にも名作揃い。
ジャン・オノレ・フラゴナール『ブランコ』、フランソワ・ブーシェ『ポンパドゥール夫人』などです。
『ブランコ』はロココの紹介でよく出てくる作品なので、見たことがある人も多いと思います。
参考URL  ttp://www.salvastyle.com/menu_rococo/fragonard_hasards.html

そこからリージェントストリートをひたすら南下してピカデリーサーカスへ。
さらに南東に向かい、トラファルガー広場へとやってきました。
さすが名所。人が多かったです。
そしていざ、真向かいにあるナショナルギャラリーへ!
と、向かう前にまずは地下のカフェでご飯。
ご飯
美味でした。スコーンとアップルパイを食べて、イングリッシュティーを一杯。ボリュームも満点。
なんでティーバッグで紙コップに出したお茶が、こんなにおいしいんでしょう。
腹ごしらえも済んで、いざ展覧に向かいました。
部屋数66。広い。
ファン・アイク『アモルフィーニの肖像』など、名作もあります。
全体としては、まずまずといった感じでした。
マネの晩年の作品で、タイトルは忘れましたが、夫人が黒猫を抱いた作品があり、それが非常によかったです。
→調べてみました。『女と猫:マネ婦人の肖像』でした。

そこから地下鉄で北上して、大英博物館へ。
駅を出たところで、早速90度違う方向へ歩き始める。
早いうちに気がついて、正しい道に進みました。危なかった。
そして大英博物館に到着!
ここも、ものすごく広いです。部屋数94。
前日からの足へのダメージもそろそろ限界です。
椅子を見つけては休憩をしながら、一通り回ってみました。
さすが、大英博物館。ロゼッタ石、アッシリアのレリーフ、エルギンマーブルズ(アテネのパルテノン神殿の彫刻群)など、有名どころはもちろんのこと、それ以外にもすばらしい作品揃い。作品自体のエネルギーがすごいです。
正直、疲れすぎていてほとんど覚えていないのですが、北アメリカの品とアフリカの品は初めて見たので新鮮でした。
他の地域と似てるけど、同じじゃないんですよね。面白い。
しっかし・・・どれだけ略奪収集してるねん、英国。

ホテルに戻って確認してみると、右足の裏に血豆ができていました。ひぃぃ。
ちなみに、この二日間平均して各日3万歩くらい歩いてました。


コラム
無料の博物館。
イギリスの博物館は無料のところが多いです。
現実問題として運営が厳しいらしく、どこも大きな寄付箱が置いてありますが、もちろん無料で入れます。
大英博物館、ナショナル・ギャラリーなど、大作を大量に所有しているところも無料なのは本当に幸せな環境です。
僕、あっちに住んだら多分、休みのたびにどこかのギャラリーにいると思います。
博物館や美術館の運営と言うのは、じつはすごく大変です。
展示と同時に、保存もしなければいけないからです。
照明に当て続けると色が褪せますし、湿度や温度の管理をしないと、材質によっては絵の具が割れたりもします。
裏で多くの人の努力があることを忘れずに、たまには寄付もしつつ、美術館に立ち寄ってみてください。


2/5
・帰国日

朝ごはんをおかわりしに行った際、戻ってきたらお盆が片づけられていました。
(´・ω・)←リアルでこんな感じになった。
切なくもってきたシリアルを食べていたら、ボーイさんが「sorry!」と話しかけてくれました。
こちらこそ、おかわりしててゴメンナサイ。

この日は帰国日。
19時発の飛行機で帰国予定。
3時間前には空港に行けとのことでした。
空港まで約1時間と考えると、3時くらいまでは自由時間!
ということで、もうひとつの大きな博物館と、自然史博物館に行ってみようと考えていました。
しかし、どちらも開館は10時。
それまでをどうするか悩んでいるとき、ふとその近くにケンジントン宮殿があるのを発見。
離婚してしまったチャールズ皇太子と故ダイアナ妃が住んでいた宮殿です。
ということで、早めにチェックアウト。荷物を預けて、いざ宮殿へ。
ケンジントン宮殿に併設してるとでもいいましょうか、駅からはケンジントンガーデンとハイドパークという公園に沿って歩いていきます。
この公園も広いこと広いこと。
結構多くの人が、ランニングをしていました。
そしてびっくりなのが、馬道!
馬に乗った人がちょこちょこ歩いているのですが、馬のために地面が土のままの道が用意されています。
お馬さんはそこを優雅に歩いて行っていました。

ケンジントン宮殿は、中も入れるのですが、それは10時から。
時間がないので、外から眺めただけでした。
宮殿とかお城に関しては、ドイツの方がメルヘンチックで綺麗だと思います。

そこから徒歩でヴィクトリア&アルバート博物館(以下、V&A)へ。
時間も厳しそうだったので、自然史博物館は諦める気だったのですが、丁度隣り合った二つの建物。
先に自然史博物館の前を通りがかったのですが、なんと丁度10時の開館時刻。
思わず、入ってしまいました。
入館時に手荷物検査があったので、10分くらいかかりましたが、無事に入館。
入っていきなり、恐竜の骨の展示が目の前に現れました。でかい。すごい。テンション↑↑。
30分だけと決めて、恐竜コーナーと哺乳類コーナーに足を運びました。
哺乳類では、カピバラのはく製も発見。
カピさん
そして、すごかったのがクジラ。
でかい。しかも、空中に浮いています。骨格標本も並んで浮いてます。
角のある獣のコーナーでは、トナカイやヤギが並んでいました。
かわいらしいイメージがあったのですが、対峙すると恐怖を感じました。怖い。
時間が来たので、すごすごと退散。
もっとゆっくり見たかったです。
ここは、博物館とかに特に興味がない人でも、楽しめると思います。おすすめスポット認定。

そこから、あっという間に隣のV&Aへ。
部屋数、まさかの146!最初から、全部見れないという気持ちで回り始めました。
だって、地下1階。基本階。1階(日本で言う2階)〜6階まであるんですよ。
展示物も多い。
ルネサンス期の彫刻とか、すごかったです。巨大な門をそのまま建物の中に作ってたりしていました。
展示物はとにかく雑多に収集しており、種類ごとにまとめて置いている様子でした。
絵画から、演劇の舞台のミニチュア、ルネサンス期のステンドグラスやら、日本の鎧まで様々。
特に惹かれたのは、門とかの飾り、ロココ風の部屋を再現した場所、舞台関係の展示。
門飾りのコーナーはステキすぎてにやにやしながら歩いていたら、学芸員さん?にちらりと見られました。
怪しまれたのだろうか。ただ、喜んでいるのは伝わったらしく、にやっと笑って「Hallo」と言われました。
舞台コーナーでは舞台のミニチュアや、大舞台の衣装、劇場自体の仕組みまで様々な展示がありました。
衣装コーナーでは、衣装なのか民族衣装なのかを着られるようになっていました。
欧人少女たちが群れて着ていたので、ちらりとみただけでしたが、彼女たち、似合いすぎでした。カッコよすぎる。

結局1時くらいまでかかって、なんとか全部回りました。
そこから、かの有名なデパート、ハロッズへ。
超高級デパートです。各出入り口に警備員さんが立っています。
面白いんですよ。各売り場ごとに、部屋が演出してあります。
例えば、バッグ売り場は白貴重の高級な感じですが、一歩隣の大部屋に行くと、そこは食事処。
カウンターがあって、お店が並んでいるのですが、その部屋の天井には魚のオブジェが飛んでたりします。
雰囲気が様変わりするんですよ。テーマパークみたいです。
さて、勇気を持って潜入して、ハロッズベアーなどのオリジナルグッズコーナーを見に行きました。
が。
高い!高いよ!!イギリスは物価が高いので、それまででも大分慣れたつもりでしたが、甘かった。
すごすごと退散する途中、パン屋さんを見つけたので、そこでパンを買ってお昼にしました。
スコーンはおいしかった。ブレッツェルがあったので買ってみましたが、それはさすがに本場のドイツの方がおいしかったです。

そこから一度ホテルに戻って、ヒースロー空港に向かう予定でしたが、時計を見ると予定より1時間ほど余っている。
ハロッズで退散したので、その分時間が浮いたのでした。
博物館に行ってもいいけど、反対方向。
空港に行くのもちと早い。
ということで。ホテルに戻る途中の駅で下車。
そして、もう一度、コートールド協会美術館に向かって、マネの絵を見てきました。
実質見られたのは15分ほどでしたが、しっかりじっくり見てきました。
本当にすばらしい作品です。
いつか、買い取って我が家に展示したい。学芸員の資格ももってるので、美術館も開けるんですよ、じつは。

さて、ホテルから、空港へ。
出国審査は、書類やパスポート系はすごく簡単でしたが、身体検査は厳しかったです。靴も脱がされました。
そして、途中で呼びとめられて、X線検査にかけられました。
ランダムな検査ですね。
検査員に「JAPANESE?」と聞かれたので、「Yes」と答えると、「コンニチハ」と言ってくれました。ちょっと和んだ。
すんなりと審査も進んだおかげで、1時間以上余りました。暇だった。。。
日本行きのゲートのところで待っていると、日本人学生と先生の大人数旅行軍?が登場。
椅子に人がまばらに座っていたのですが、そんなの平気で椅子に腰かけ、空間や人を無視してワイワイ騒いでました。
帰国前にちょっと嫌な気分になった。他の挟まれた人も嫌な顔してたし。
教師も一緒になって話してるからどうしようもないですね。


コラム
中国人。
ほんとうに中国人が多かったです。
日本にも多くの中国人が観光に来ているというニュースが流れていますが、あちらもそうです。
観光地で回りを見れば、3割はアジア系の顔。
そのうちの9割は中国人といっても過言ではないです。
ショップの店員さんも、そんなことを行っていました。
ハロッズでマップを警備員さんから貰った時には、まず「Chinese?」と聞かれました。
「No」と答えると、英語版のマップをくれました。
きっと、中国語のマップは用意されているのでしょうね。
なにしろ人口の多い国ですから、国民の1%が旅行をしているといっても、莫大な人数になるのでしょう。
世界中で経済効果としても注目されている中国人。その片鱗を見た気がします。


2/6
・日本へ

飛行時間11時間。
日本→ヨーロッパより、1時間ほど早いです。ドイツの時もそうでしたね。風向きとかあるのかな?
疲れていたので寝ている間に、あっという間に到着。
成田に到着。そこで時間をつぶして、広島空港へ。
帰ってきて最初に食べたものは、マックのてりやきバーガーでした。




ロンドンは楽しいところでした。
いろんな人種の人もいて、いろんな雰囲気の人もいて、なんだかワクワクします。
国の中心というのもあるのかな?東京とかもこんな感じなのでしょうか。
あとは・・・そうだ、空。
ロンドンの夜は、夜になってもなかなか真っ暗になりません。
真っ暗になるのは夜中だけでした。
日は落ちているのですが、ボヤーっと空が明るいの。
それこそ、ハリーポッターとかのイメージそのままです。
これで稲光が見えれば完璧、という感じでした。

言葉はなんとかなります!
「YES」「NO」「THANK YOU」「SORRY」の四つが言えれば大丈夫。
分からなければ、「I CAN’T UNDERSTAND」といえば、なんとかなりました。
もちろんコミュニケーションを楽しみたければ、もっと勉強して行く方がよいのでしょうが。
そしてやっぱり、習うより慣れろ。現場で磨かれることもあります。

パブには結局行かなかったので、ビールやフィッシュ&チップスの味はわかりません。
ワインやチーズは安くておいしかったですけどね。
スコーンとか焼き菓子はおいしかったですよ。

三日ほどじゃとてもじゃないけど、回りきれない町でした。
まだまだ東の方とか、郊外には行っていませんし、博物館もざっくりだったので、ぜひもう一度ゆっくり行きたい都市です。
次こそは、フランスに行きたいと思います!・・・イタリアもいいなぁとか思ってますが。